生理痛は、体質を改善することにより、症状として出なくなるものです。ですが、痛み止めの薬をよく使用される方ほど、その薬の副作用により症状が慢性化・悪化していくものです。鎮痛剤の服用を続ければ、東洋医学的に診て、体質は冷え性傾向がとても強くなり、薬無しでの痛みはより強くなってきます。さらに鎮痛薬による胃粘膜負担で胃腸を荒らし、生理痛のみならず、肩こりやむくみなど不快な症状が強く出る体質に傾いてしまいます。
鎮痛剤を乱用してきた方のお身体は、多くの場合ある特徴的な冷え状態を現すようになり、冷え症の悪化から全身倦怠感、気力の低下、体温の低下、過換気症状が容易に誘発されるなど、健康からどんどん遠ざかっていきます。
東洋医学の中で生理痛の原因とされるものには、色々と種類がありますが、刺さないはりやお灸で治せます。家系的に生理痛が出やすいからなどと決め付けることなく、治療に取り組まれることをお勧めします。
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