男性にも女性にも意外と多い”痔”を持っている方々。病院に行けば、医者に尻を見せなければならないというのがイヤで、市販の薬だけで何とかしている人も多いのではないでしょうか。市販の痔の薬は、結局はただの抗炎症剤の弱いやつと、それのステロイド入り、あとステロイド軟膏。健康維持と真の根本回復を目指すのであれば、痔と決別してしまいたいと願っていらっしゃるなら、どちらも全くお勧め出来ません。
当院の東洋医学的な治療では、完全に服を着たままの痔の治療です。何十年来の慢性的な痔でも効果があり、むしろ慢性の痔の治療として当院の鍼灸治療を強くお勧めします。痔の患者さんは、大腸も弱っていますので、同時に治療しその回復を目指します。
過敏性腸炎や慢性の下痢などで痔になってしまった場合は腸の鍼灸治療と合わせて鍼灸治療を行っていきます。重要なことなので繰り返し書きますが、当院では、患部を見せて頂く事は全くありません。服は着たままですが、靴下だけは、はずして下さい。刺さないハリと灸で痔を治します。
痔を形成させる原因、痔を再発させる原因があるから、症状が長引き、再発を繰り返して常に肛門あたりに違和感や痛みを抱える生活となってしまう訳です。痔を育むに適した環境を維持する体質があるから、また痔になってしまうのです。そこで当院の鍼灸治療で、痔が形成されない体質に変えてしまいましょう。今度こそ、本当に痔と決別を。
では当院の痔の治療で、鍼やお灸を一体どこへ?
状態によりけりですが、頭・足首・背中と腰の間あたりのツボを使う事になります。いかなる体質の状態であっても、治療は服を着たままの治療です。ですが、足首から先のツボをつかう場面が多くなりますので、靴下は脱いでいただきたいと思います。
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