玄米を普通の炊飯ジャーで炊くのですが、白米よりは手間がかかります。圧力釜を使ったり、水の量を変えたり色々と試行錯誤してみて、毎日続けられる簡単な炊き方と美味しさを実現するにいたりました。おおげさですが。
●使用する炊飯器
普通の電気炊飯ジャー、玄米炊き機能等は使いません。炊飯する器具は何でもいいと思います。高木は1994年に購入したタイガー社製の5.5合炊きのを使用(玄米炊きの機能は無し)しています。
●玄米の研ぎ方
よ〜く研ぎます。手のひらを使って玄米同士をこすり合わせるように、しっかり磨いては水を替え、研ぎ汁の濁りが大体無くなるまで続けます。研ぎが不十分だと、玄米の吸水が悪くなったり、炊き上がった後の臭みの原因になります。
●玄米を水に浸す
丸二日、48時間は水に浸します。なぜそんなに長時間浸すのかといえば、発芽玄米にしてしまうためです。発芽させる事の利点は、どうぞインターネットなどで調べてみて下さい。雑菌の繁殖を防ぐ為、研いだ玄米を入れた鍋に少量の水を流しっぱなしにするといいでしょう。蛇口をほんの少し捻った位、竹串の細さくらいの流量で充分です。
●玄米を炊く
炊く直前に軽く玄米を研ぎます。水は白米を炊く時より2割ほど多めにし(適当で大丈夫です)塩一つまみと料理酒大さじ1杯を加えて軽くまぜ、炊飯器のスイッチをON。
炊き上がったら、蒸らしましょう。炊きたてよりも、1〜2時間保温しておいた方が、柔らかく美味しいと高木は思います。この方法で炊いた玄米は、お子様からお年寄りの方まで普通に食べれるほど柔らかく炊き上がります。独特の香りと歯応えがありますが、これには好みで好き嫌いが分かれると思います。
*胃腸の調子が良くない時には、玄米食は控えた方が良いと思います。玄米御飯は、どちらかと言えば、消化の悪い食物です。安易に”栄養があるから健康に良い”などと考えて他者に押し付けるのは、良くないと思います。
*胃腸が弱い方にはお勧めしません、消化の良い白米を食すほうが断然良いです。
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