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鍼灸師高木の血圧の説明その4のページ。

福岡市中央区の鍼灸院です。
〒810-0022 福岡市中央区薬院1-6-5
ホワイティ薬院302号

高木治療院 血圧のお話blood pressure .

高血圧の判断基準「上140、下90」


血管破壊
 病院での血圧測定で、「上の血圧が140ミリ以上、下の血圧が90ミリ以上」収縮期血圧140mmHg以上/拡張期血圧90mmHg以上で高血圧と判断されます。自宅で血圧測定を行った場合は、それより上下共に5ミリ低い値で、高血圧と判断する必要があるかもしれません。それは、医療機関での測定よりも、自宅の方がリラックスできているという場合が多いと考えられるからです。

 そして、血圧の値というのは、日内変動の大きいものですので、いつ測定しても、先に示した「上の血圧が140ミリ以上、下の血圧が90ミリ以上」に近い、あるいはちょっと超えている値をうろついているようであれば、血圧が高すぎると判断した方が良く、これは「正常高値血圧」というものに該当します。

血液 

 「収縮期血圧140mmHg/拡張期血圧90mmHg」を超えれば高血圧、「収縮期血圧120mmHg/拡張期血圧80mmHg」に収まっている場合を「至適血圧」といいます。高すぎない安定した血圧であると言えます。

*「mmHg」は圧力の単位です。


仮面高血圧

 仮面高血圧とは、診療室での血圧測定だけでは見つかりにくいタイプの高血圧で、通常の高血圧同様、やはり危険なものです。これは、病院で測定した血圧は正常範囲内であるのに、自宅で測ると高血圧の値が出るという状態です。

問診

 朝に測定した時に高血圧の値が出る「早朝高血圧」や、その他特定の状況で血圧が一定期間高い状態に陥ってしまうものなど、種類はありますが、高血圧にさらされている状況はやはり、血管に強い負荷をかけてしまっている状態であり、通常の高血圧同様に危険であると考えられます。

昼間高血圧(ストレスによる高血圧)

 病院での測定、自宅での安静時の測定では正常の血圧であるにもかかわらず、勤務中であったり、精神的負担を強く感じさせる家族と過ごしている時などに高血圧となる状態です。生活環境というのはとても大事で、時に家族という存在は互いに健康を削り合う仲となってしまう場合も少ないないというのは、残念ながら事実です。職場にどうしても相容れない人が居るのもそう、仕事の時間は健康が削られる時間であるということです。一緒に居るのが苦痛な人と過ごしている時間というのは、寿命を削っている時間。思い切って離れてしまうという決断が本当に必要な事もあるでしょう。

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このページの筆者紹介

鍼灸師 高木 秀樹
鍼灸専門・高木治療院にて、はり・きゅうを用いた治療を行っております。
高血圧について詳しくなりましょう。




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