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鍼灸師高木の血圧の説明その8のページ。

福岡市中央区の鍼灸院です。
〒810-0022 福岡市中央区薬院1-6-5
ホワイティ薬院302号

高木治療院 血圧のお話blood pressure .

喫煙と高血圧の深イイ話。

タバコ屋

タバコで高血圧

 喫煙は確実に高血圧を招きます。たばこを吸えば、ニコチンの作用により副腎から血圧を上昇させるホルモンが分泌されて、血圧上昇が起こります。また、喫煙は自律神経の交感神経が刺激されるので、これまた血圧を上昇させます。そして、タバコによる血圧上昇効果は、これだけではありません。

吸い殻

喫煙で動脈硬化

 たばこを吸う事で、体内に取り込まれる有害物質はニコチン・タールだけではありません。タバコを吸ってリラックスしていると思い込んでいる行為というのは、一酸化炭素、トルエン、カドミウム、ヒ素、ブタン、アセトンなどを始め200種以上の有害物質を吸い込むことにより起こる身体破壊の感触でハッピーになっている状態、毒物吸って喜んでいる状態です。特に着目して頂きたいのが、一酸化炭素。血液の中で酸素運搬を担う重要な赤血球のヘモグロビンに、優先的に結合して酸素供給を大きく邪魔します。

たばこ中年

 息を吸っても酸素が入って来にくい状態が作られるので、フィジカル的にスタミナは落ち、息切れもしやすいです。息切れするということは、心拍数が上がり、より多くの血液を循環させようとするので血圧も当然上昇します。また、血管壁を破壊する、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増やす効果もあり、動脈硬化を引き起こす要因となります。動脈硬化が進めば血圧が進み、脳卒中や心筋梗塞の原因となる事については以前ご説明しましたよね。

喫煙者

高血圧で喫煙者→人生の幕引きを早めにしたいのでしょうね。

 全く大げさな話ではありません。高血圧の人は、ただでさえ脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが高いのですが、タバコを吸えば、さらに血圧を引き上げる事になりますので、まあ突然死の確率が急上昇するのは必然なんですよね。「50代、60代でまだまだ元気そうだったのに、突然死」なんていうケースで、元気そうなのは外見だけで、身体の内部はボロボロだったなんてのは、よくある話。

関節痛

 高血圧の喫煙者は、身体のあちこちに痛みが発生しやすいし、それら症状は総じて治りにくいです。まあ血管がボロボロなので、筋肉その他身体の組織の修復が大幅に遅くなりますからね。実際に、高血圧で喫煙者の人の頚椎症も腰痛も五十肩も、大幅に治りにくいのは事実です。あと、喫煙者は手術が受けられにくいって話、ご存知でしょうか?切開した傷が塞がりにくいし、喫煙者は麻酔との相性が悪くなるので、喫煙者でなければ助かったはずの命が助からないという事、あるんですよ。

自暴自棄

高血圧で糖尿病で喫煙者↓
人生の幕引きを相当早めにしたいのでしょうね。


 喫煙者で、砂糖入り缶コーヒーを毎日2~3本とかそれ以上飲んでいる人の存在って、さほど珍しくないと思いますが、この手の人は長生きなんて無理ですね。喉乾いたら、コーヒーではなく砂糖たっぷりの炭酸ジュース飲んでいる喫煙者も同様です。

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このページの筆者紹介

鍼灸師 高木 秀樹
鍼灸専門・高木治療院にて、はり・きゅうを用いた治療を行っております。
高血圧について詳しくなりましょう。




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