手首・足首の捻挫、病院での処置と言えば、レントゲン撮って、骨に異常がなかったらただ、患部を固定するだけというのが一般的のようです。一日も早い回復を求めるなら、鍼灸治療を行った方がより早く治ります。病院で診察、検査を受けられた後で、患部が固定された状態でも治療出来ます。
足首の捻挫は早く治しましょう(治療奮戦記より)
鍼や灸で治せる病気って何だろうかと考えると、何となく効きそうだとか、肩こり腰痛なら多分楽になりそうとかが、多くの方の認識のようです。足首を始めとした捻挫に鍼がよく効くという事実は、一般の人のみならず、鍼灸師でも知らない事が多い。おそらく捻挫をかなり早く確実に治せるのは鍼灸でしょう。当院の治療の場合ならば、軽症の足首捻挫(放っておけば治るかな?と思ってしまう場合が多い)3日以内で治す事を目標にし、1回の治療で治療終了、そのまま数日で治ってしまえば次の通院は不要という感じで行っております。
但し、程度が重い場合、腱の損傷が著しい場合や激痛である時は即病院に行かなければなりません。鍼灸院なんかに行っている場合ではないです。病院での処置が済んだ後に鍼灸治療を行うと、回復を早くすることが出来ます。
1日も早く治る方がいいのは当たり前なのですが、なぜ足首の捻挫を早く治す事にこだわるのかと言えば、片方の足首を固定する事によって歩くごとに膝・腰に負担がかかり、腰痛膝痛の温床になってしまうからです。まさかと思われるかもしれませんが、そのまさかの腰痛・膝痛に今までけっこう多く遭遇しています。また、完治が遅れ腱の修復が上手くいかない場合、捻挫がクセになってしまう可能性が高まる、再発しやすくなります。なので、早期に治して慢性化させないための鍼灸治療をおすすめします。
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