筋肉と比べて組織の回復が遅い、そして疲労を自覚することが困難な腱や靭帯。肘の関節が痛む、肘の周囲が痛い、物を手に持って持ち上げようとすれば肘が痛む、そのような症状に鍼灸治療をお勧めします。
病院に行って、温めるやら低周波電気流されるなど、特に根本的な回復に効果あるような処置もなく、痛み止め内服薬や湿布薬を出されておしまい、では回復が見込めない場合も多いと思います。湿布を貼るなどして1〜2週間、回復の気配が無さそうであれば、同じ生活が続く限りは、そのまま放置していても治らないでしょう。
鍼灸治療により、ダメージのある組織の回復が早くなります。もちろん安静も必要なのですが、湿布貼っているだけ(湿布薬に組織修復を早める効果など皆無)の場合と比べて、回復のスピードは確実に早くなります。組織の回復スピードを引き上げることで、日常の負担で痛めてしまう分より回復量を上回らせれば、日を追うごとに回復していくということです。逆に回復と悪化を繰り返して症状を長引かせてしまえば、慢性化して治りが悪くなってしまいます。
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