鍼灸治療で頭痛を根本的に治すというお話です
以前に書いた「”頭痛外来”が人気らしいが・・」をお読みいただいて来院された方々より、「私は東京から漢方を取り寄せていて、年に何回かは診てもらいに東京に行ってます」という方や、「韓国で2ヶ月に1回鍼治療を受けています」なんと海外にまで頭痛治療の為に行かれる方もいらっしゃいました。
当院の治療で頭痛の悩みは解消されましたので現在はもう行かれていないようです。また県外から当院に頭痛治療に来られた方も何人かいらっしゃいます。本当にワラをもすがる思いと実際に患者さん方がおっしゃる通り、頭痛の悩みは切実です。
当院に来院される頭痛患者さんの最近の傾向（２００８年）ですが、男女比は３：７でやはり女性が多いです。年齢層では２０代〜５０代の方が多いですが、中学生・高校生の頭痛患者さんも増えてきました。眼の負担が大きい方が多いようですが、全員がそれということもありません。足の冷えが頭痛の原因だった方、腸が悪くて頭痛になっていた方など、皆さんそれぞれに病院では指摘されないであろう原因を抱えていらっしゃいます。
頭痛薬を飲み続けることで、健康状態は確実に悪化していきます。頭痛薬を飲み続けることで、頭痛はより悪化していきます。頭痛薬を飲み続けることで、内臓に常に強い負担を強いることになり、内蔵の働きが弱くなり、身体は冷え、体力が落ち、肌が黒ずんでいき、年齢不相応に老けが進み、元気がみるみる無くなっていきます。
頭痛には鍼灸治療が有効です。頭痛薬は根本治療にはなりませんが、当院の鍼灸での頭痛治療は根本治療です、その場しのぎではありません。まあ強度の「首肩のこり」が原因での頭痛であれば、当院の
治療で頭痛が治まったとしても、その後に「首肩のこり」を作ってしまうことになれば、また頭痛になってしまう、これは仕方ないです。
治療回数は色々な意味で患者さん次第、もともと当院では治療回数をこちらが強制することは一切なく、無理に治療予約をさせるなんてことはありませんので、患者さんが自分で頭痛が治ったと判断された時点で治療は終了となります。もちろん、体質の改善度合いについてはお話しますので、「あと○○回くらいは治療される方が良いとは思います」なんて事は言いますが、治療に行くほどでも無いと患者さんが判断するのであれば、それでとりあえず終了でも良いと思います。
頭痛の患者さんの場合、最近（2008年）では半数以上の方が３回くらいで治療終了しています。仕事でデスクワークなど、頭痛の原因を毎日作らざるを得ない方で、月に１〜２回来院されている方も何人かいらっしゃいますね、頭痛が無い状態をキープ出来ればそれでいい、とメンテナンスに来るような感覚ですね。
頭痛薬を断ちたい、という方で、生活習慣の改善も並行して治療を頑張っている方も数名いらっしゃいます。長年、当たり前に頭痛薬を頻繁に飲み続けた事で、半病人みたいになってしまった場合、根本的に頭痛を治し、健康を取り戻すためには、やはり長期戦を覚悟しなければならない場合もあります。でも、頭痛薬と決別する、これのメリットはとても大きいです。頭痛薬と決別することに成功し、本当に元気だった頃の自分を取り戻された方々を何人も目の当たりにしてきましたが、本当に元気になると人生が変わる、生きる希望を取り戻す、これは間違いないです。
当院での頭痛の治療、一般的な鍼灸院でのものとは違います。他の鍼灸で治らない頭痛でも、もしかしたら当院の治療では治るかもしれません。鍼灸での頭痛治療、頭痛に効くツボはこれ！なんて単純なものでは無いのです。
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